PR

ユナイテッドの方が1.5倍貯まります。それでもJALに全部寄せている理由

ユナイテッドの方が1.5倍貯まります。それでもJALに全部寄せている理由 JALマイルとJGC

羊社長です。今日は、自分でも整理がついていなかった話を書きます。書きながら、結論が2回変わりました。

私のユナイテッド航空のマイルは334,650マイルあります。グアム行きをJALに取り直したので、押さえていたぶんが丸ごと戻ってきて、そのまま残っています。

そして1年近く、1マイルも増えていません。

▶︎ 動画でも話しています:JGCに修行は要りません。飛ばずに積む全手順

飛ばずにどこまで積めるか、全部話しています。

止まった月が、はっきり分かります

MileagePlusセゾン プラチナカードの利用額を、請求月ごとに出しました。

請求月 利用額
2025/05 2,137,693円
2025/06 2,556,827円
2025/07 2,656,433円
2025/08 1,753,797円
2025/09 3,502,388円
2025/10 3,087,539円
2025/11 57,444円
2025/12 9,732円
2026/03 1,000円

中身は支払い.comで1,056万円、INVOYで447万円。月300万円近く通していたカードが、2025年11月にぱたりと止まっています。

まず、効率の話から。ユナイテッドの方が勝ちます

この記事を書くために計算し直して、自分の思い込みが間違っていたことに気づきました。

私は自分のカードを「1,000円=5マイル」だと思っていました。プラチナは15マイルです。3倍違いました。

積算 年3,000万円で Life Statusポイント
MileagePlusセゾン プラチナ
年会費55,000円
1,000円=15マイル
年900,000マイル(利用6,000万円ぶん)まで
450,000マイル 0
JALカード CLUB-Aゴールド
年会費11,000円+SMP 4,950円
100円=1マイル
=1,000円で10マイル・上限なし
300,000マイル 750

マイルの数では、ユナイテッドが1.5倍です。年会費の差(55,000円対15,950円)を引いても、まだ勝っています。

さらにプラチナにはサンクスマイルが毎年5,000マイル付きます。年会費の一部は、これで戻ってきます。

ただし、逆転する支払いがあります

税金・公共料金は、MileagePlusセゾンだと1,000円=5マイルに下がります(2024年10月4日お引き落とし分より改定)。

一方JALカードは税金でも100円=1マイル(=1,000円で10マイル)のままです。税金の支払いだけは、JALカードが2倍になります。

それでも、JALに全部寄せました

理由はひとつだけです。Life Statusポイントです。

JALグローバルクラブ(JGC)に、カード決済だけで近づこうとしています。Life Statusポイントは2,000マイルで5ポイント。JALカードで100円1マイルなので、1ポイントにつき約4万円の決済です。

ユナイテッドのマイルをいくら貯めても、Life Statusポイントは1ポイントも増えません。決済を分散させたら、どちらも中途半端になります。

で、その選択はいくらなのか

計算しました。思っていたより重い数字が出ました。

年3,000万円をJALカードに寄せる  → 300,000マイル + 750 LSP
同じ3,000万円をUAに寄せていたら → 450,000マイル +   0 LSP

差:ユナイテッドのマイルを 150,000マイル 捨てて、750 LSP を買っている
   → 1 LSP あたり 200マイル
必要LSP あと 年3,000万円で 捨てるUAマイル
いまの私 721 — — —
Three Star(JGC) 1,500 779 約1年 約155,800マイル
Five Star 6,000 5,279 約7年 約1,050,000マイル

Five Starを取るために、ユナイテッドのマイルを100万マイル以上捨てることになります。

1マイル3円で見れば300万円ぶんです。書いていて、手が止まりました。

それでも、やめません

理由はFive Starの特典です。

Five Star(Life Statusポイント6,000)になると、家族3名をJGCの「本会員」として招待できます。 本会員なので、私が退会しても消えません。一生ついてまわる資格です。

ユナイテッドのマイル100万マイルは、使えば終わりです。Five Starは終わりません。そこに300万円ぶんを払う価値があるかどうか——私は「ある」と判断しました。

ここは人によって答えが変わるところです。家族がいない方、上級会員に興味がない方なら、迷わずユナイテッドに寄せるべきです。1.5倍です。

では、なぜ解約しないのか

使っていないカードに、年64,900円(本会員55,000円+家族9,900円)を払い続けています。

年会費を全部足したら188,100円だったという記事を書きましたが、そのうちの3分の1がこれです。

「無駄だ」と書きかけました。書きながら、自分で気づきました。無駄ではありません。

理由は、マイルではなく「枠」でした

私はアミューズメント関係の仕事もしています。そちらでは、年に何度か、600万円規模の支払いがまとめて出ます。

① 使っている枠を、一括で繰り上げ返済して空ける
② 空いた枠で、600万円を支払い.comに通す
③ 支払い.comが相手先に振り込む
④ 手数料は4%

このカードは、貯めるためではなく、いざというときに600万円を通すための「空けてある枠」として持っています。

なぜ支払い.comなのか

セゾンが発行しているカードだからです。アメックスが使えるかどうかは「ブランド」ではなく「発行会社」で決まります。セゾンプラチナ・ビジネス・アメックスのようなアメックスブランドのカードは、INVOYでは通りませんが、支払い.comなら通ります。

手数料はINVOYの2.5%に対して支払い.comは4%。高いですが、そもそも通らない決済を通すための手段です。

64,900円 ÷ 6,000,000円 = 約1.08%

「いつでも600万円を決済できる状態」を、年1%で持っている。銀行の当座貸越の枠を維持することを考えれば、高くはありません。

私はこれを「年会費が無駄になっている」と思っていました。足し算の分母を間違えていただけでした。

600万円を通したときの損得

通すカード 積算 600万円で 1マイル3円なら
MileagePlusセゾン プラチナ 1,000円=15マイル 90,000マイル 270,000円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメックス
セゾンマイルクラブ/JALマイル
1,000円=10マイル 60,000マイル 180,000円
支払い.comの手数料(4%)      240,000円
うち実質の負担(経費になるので約6割)  約144,000円

手数料は経費になるので、実質の負担は6割ほどです。MileagePlusセゾン プラチナで通せば90,000マイル。実質144,000円に対して270,000円ぶんなので、プラスで終わります。

ここでもユナイテッドの方が1.5倍です。2枚持っている意味が、ここにもあります。

ここは正直に

それでも、4%は高いです。

私が通すのは、600万円の支払いを翌月以降に繰り延べられるからです。アミューズメントの仕事は支払いが先で、入金が後になります。資金繰りの価値を足してはじめて成立する取引です。

資金繰りに困っていない方は、2.5%のINVOYで足ります。

ユナイテッドのマイルは、消えません

調べて分かったこと

2019年8月28日から、マイレージプラスの累積マイルに有効期限がなくなりました。それ以前は18か月の期限がありましたが、いまは失効しません。

つまり、カードを解約しても334,650マイルは消えません。マイルはマイレージプラスの口座にあるもので、カードとは別だからです。

だから年64,900円で買っているのは「マイルを守ること」ではなく、「600万円の枠」と「いつでも貯め始められる状態」です。

同じ立場の方へ

  1. まず、自分のカードのグレードを確認してください。私は一般カードの条件(1,000円=5マイル)だと思い込んでいました。プラチナは15マイルです
  2. 2枚に分散させないでください。上級会員を狙うなら、片方に全部寄せる以外にありません
  3. 上級会員を狙わないなら、マイルの数で選んでください。私の場合はユナイテッドが1.5倍でした
  4. 貯めるのをやめたカードは、マイルの有効期限を確認してください。ユナイテッドは無期限。JALとANAは搭乗月から36か月です
  5. 期限がないなら、解約してもマイルは残ります。持ち続ける理由は、年会費に見合う別のもの(私の場合は枠)があるかどうかです

どのカードに寄せるかを決めたら、次は何を寄せるかです。全部出したのが会社の経費をカードに寄せる全手順に書きました。

※【広告】上級会員を狙わないなら、有償で安く飛ぶ方を比べる手もあります。JALで行く国内旅行

まとめ

  • MileagePlusセゾン プラチナへの決済は2025年11月に止めました
  • ⚠️ マイルの数では、ユナイテッドの方が1.5倍多く貯まります(年3,000万円で45万マイル対30万マイル)
  • それでもJALに寄せているのはLife Statusポイントのため。ユナイテッドでは1ポイントも増えません
  • 🔴 Five Starまでの7年で、ユナイテッドのマイルを約100万マイル捨てることになります(1マイル3円で300万円ぶん)
  • それでも続けるのは、Five Starで家族3名をJGC本会員にできるから。マイルは使えば終わりますが、こちらは終わりません
  • 解約しないのは「枠」のため。600万円をいつでも通せる状態に、年1.08%
  • 600万円を通すならMileagePlusセゾン プラチナで90,000マイル。手数料4%(実質約144,000円)を引いてもプラスです
  • ユナイテッドのマイルは2019年8月から無期限。解約しても334,650マイルは消えません

羊社長は、自分のカードの還元率を3分の1だと思い込んでいました。「もっと貯まった記憶がある」という違和感が、正しかったのです。

この記事の利用額は、私自身のカード明細から集計した実数です。積算レート・上限・年会費は2026年9月時点でセゾンカード公式サイトおよび改定のお知らせで確認したものですが、条件は改定されることがあります。特にマイルの有効期限や積算率は航空会社・カード会社ごとに違い、変更もあり得ますので、最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。Life Statusポイントの必要決済額は、100円=1マイルのカード決済だけで積んだ場合の単純計算です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました