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ソフトを入れ替えたあと、取り込んだ数字を検算していますか。20万円ずれていました

経理と税金

羊社長です。給与ソフトを、デスクトップのものからクラウドのものに入れ替えました。

そのあと最初の給与計算で、20万円以上ずれていました。

▶︎ 動画でも話しています:ひとり社長の経理を月イチで回す手順

5分で全部話しています。音だけでも分かります。

何が起きたか

勤怠のデータを取り込んで、明細が出てきます。その金額を見たとき、違和感がありました。

項目 入っているべき額 実際に入った額
通勤費 日額 × 出勤日数 日額 × 1日
欠勤控除 日額 × 欠勤日数 日額 × 1日

どちらも「1日分」しか入っていませんでした。

⚠️ やっかいなのは、両方向にずれることです

通勤費が1日分   → 本来より少ない  → 少なく払ってしまう
欠勤控除が1日分 → 本来より少ない  → 多く払ってしまう

同じ原因なのに、人によって多すぎたり少なすぎたりします。だから「全員が同じだけずれている」という分かりやすい形になりません。

合計を見ても、打ち消し合って、それらしい金額に見えてしまいます。

前のソフトでは起きていませんでした

ここが一番伝えたいところです。

同じやり方をしていたのに、ソフトを替えたら通らなくなりました。取り込みの動き方が変わっていたのです。

こちらは何も変えていません。固定の単価も、勤怠データの出し方も、前と同じです。変わったのはソフトだけです。

だから「前はできていたから大丈夫」が、一番危ない考え方でした。

🔴 給与は、払ったあとが一番つらい

間違いに気づいたとき、どの段階かで重さがまったく違います。

計算の途中で気づく   → 直すだけ
明細を出す前に気づく  → 直すだけ
振り込んだあとに気づく → 本人に説明して、返してもらうか、足して払う

振り込んだあとは、お金の話ではなく信頼の話になります。多く払った人に「返してください」と言うのは、ものすごく気が重いです。

どう見つけたか

目で見て見つけたのではありません。全項目を、先月と突き合わせました。

今月の明細  と  先月の明細 を、項目ごとに並べる
変わっているところを、全部出す
変わっていい理由があるか、1件ずつ確かめる

人数ぶん × 項目数ぶんなので、手でやると何時間もかかります。これをClaude Codeにやらせています。

決めていること

1件でも説明がつかないものがあれば、明細を出しません。「たぶん大丈夫」で出さない、と決めています。

いま毎月やっていること

この一件から、毎月こうしています。

① 取り込んだあと、通勤費と欠勤控除を手で検算する
   日額 × 日数 が合っているか
② 全項目を先月と突き合わせる
③ 合わないものが1件でもあれば、原因が分かるまで出さない

①を入れたのは、ソフトが「毎月」同じようにずらしてくるからです。一度直せば終わり、ではありませんでした。

ソフトを入れ替える人へ

移行そのものより、移行したあとの最初の1〜2か月が危ないです。

❌ 移行が終わった → これで同じように使える
✅ 移行が終わった → ここから、出てきた数字を全部疑う

画面は同じように見えます。エラーも出ません。だから気づけません。

前のソフトで出していた明細が手元にあるなら、同じ月を両方で計算して突き合わせるのが一番確実です。

まとめ

  • 🔴 給与ソフトを入れ替えたら、取り込んだ数字が20万円以上ずれていました。通勤費も欠勤控除も1日分しか入っていませんでした
  • ⚠️ 両方向にずれます。多すぎる人と少なすぎる人が同時に出るので、合計を見ても気づけません
  • 🔴 前のソフトでは起きていませんでした。こちらは何も変えていません。「前はできていたから大丈夫」が一番危ないです
  • 🔴 給与は振り込んだあとが一番つらいです。お金の話ではなく信頼の話になります
  • 見つけ方は「全項目を先月と突き合わせる」。目では見つかりません
  • ⚠️ 一度直せば終わり、ではありません。毎月同じようにずれるので、毎月検算しています
  • 🔴 移行したあとの最初の1〜2か月は、出てきた数字を全部疑ってください

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