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カード明細CSVの二重計上を防ぐ。206件が143件になった数え方

経理と税金

羊社長です。会社の経費はほとんどカードに寄せていて、明細はCSVで落として集計しています。

そのやり方で、同じ支払いを2回も3回も数えていました。

▶︎ 動画でも話しています:ひとり社長の経理を月イチで回す手順

5分で全部話しています。音だけでも分かります。

何が起きたか

やり方 件数 金額
フォルダのCSVを全部足す 206件 16,478,997円
正しく数えたとき 143件 11,027,578円

差は545万円です。1枚のカードで、これだけ水増しされていました。

原因は「同じ請求月のCSVが何本もある」こと

カード会社のサイトから明細を落とすと、こうなります。

9月20日に落とした10月請求分
9月25日に落とした10月請求分   ← 件数が増えている
10月2日に落とした10月請求分   ← さらに増えている

カード会社は「未確定」の状態でも明細を出します。だから落とす日が違うと、中身が違います。確定に近づくほど件数が増えます。

このファイルがフォルダに溜まっていきます。名前はこうなっていました。

dc_5393_202610.csv
dc_5393_202610_20260920-1637.csv

同じ請求月なのに、ファイル名が2通りあります。片方には落とした日時が入っていて、もう片方には入っていません。

ここで素朴に「フォルダの中のCSVを全部読む」と書くと、同じ請求を2回3回数えます。

⚠️ 逆向きの失敗もしました

「じゃあ日時なしのファイルだけ読めばいい」と考えて、こう書きました。

dc_5393_2026[01][0-9].csv だけ読む

これで件数は正しくなります。ただし、落とし直したぶんを無視します。

実際に、あとから確定した2,750円の1件を落としました。金額が合わなくなって初めて気づきます。

多く数えるのも、少なく数えるのも、原因は同じでした。「ファイル名の形」で判断していたことです。

正しいやり方

やることは2つだけです。

① 請求月でまとめる
② その中で、一番あとに落としたものだけを使う

ファイル名ではなく、ファイルの更新時刻で選びます。名前の形が何通りあっても関係なくなります。

Claude Codeにやらせているのは、この2つだけです。

あわせて決めたこと

・古い取得分は別のフォルダへ移す(間違って読まないように)

・集計表に「どの請求月のものか」の列を持たせる(あとから追えるように)

・同じ内容が残っていないか、利用日・店名・金額の組み合わせで最後にもう一度確認する

⚠️ これは一度やれば終わり、ではありません

カード会社の明細は、あとから件数が増えます。一度集計した月でも、落とし直すと数字が変わることがあります。

なので、落とし直したら必ず取り直して、前回との差を見ます。「前にやったから大丈夫」が一番危ないところです。

気づいたきっかけ

数字が跳ねたからです。いつもの月と比べて明らかに多かったので、おかしいと思いました。

逆に言うと、跳ねなければ気づけませんでした。1件2件の重複なら、見た目では分かりません。

だから、いまは毎回こうしています。

集計したら、前の月と並べて見る
件数も金額も、両方を見る

金額だけ見ていると、件数が増えて単価が下がったときに気づけません。

※【広告】明細の自動取込そのものは、クラウド型会計ソフト マネーフォワード クラウド会計 のようなソフトの標準機能です。重複を数えるのは、そのあとの話になります。

まとめ

  • 🔴 カード明細のCSVは、フォルダにあるぶんを全部足してはいけません。同じ請求を2回3回数えます
  • 実際に206件16,478,997円が、正しくは143件11,027,578円でした。差は545万円です
  • 原因は、カード会社が未確定の状態でも明細を出すこと。落とす日が違うと中身が違います
  • ⚠️ ファイル名で絞るのも失敗します。あとから確定した2,750円を落としました
  • 🔴 正しくは「請求月でまとめて、一番あとに落としたものだけ使う」。ファイル名ではなく更新時刻で選びます
  • 🔴 数字が跳ねたら、まずこれを疑ってください。件数と金額を、必ず両方並べて見ます

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