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レシートをOCRで読んで仕訳にしています。Claude Codeで、最初は二重計上しました

紙のレシートを読み取って、仕訳にしています。最初は二重計上しました Claude Codeで回す

羊社長です。Claude Codeで経理を回している話の、具体例その2です。

カードの明細は自動で取ってきているので、そこは片付きました。残るのが、紙のレシートです。

現金で払ったぶん、そしてカードでもレシートしか残らないもの。これが毎月、財布と机の上に溜まります。

前はこうでした

① レシートを1枚取る
② 日付・店名・金額を見る
③ 勘定科目を決める
④ 会計ソフトに打ち込む
⑤ 次のレシートを取る

月末にまとめてやると、2〜3時間。しかも、途中で必ず飽きます。

一番つらいのは③です。「これ、何の科目だっけ」を1枚ごとに考える。これが効きます。

いまはこうです

① スキャナーに20枚くらい通す
② 「このフォルダのレシート、仕訳にして」

読み取って、日付と店名と金額を拾って、勘定科目まで当てた状態で出てきます。あとは自分で確認して、会計ソフトに取り込むだけです。

ここは変えていません

会計ソフトへの取り込みは、必ず自分で確認してからにしています。

自動で入るようにはしていません。間違えることがあるからです。「下書きまで」と決めています。

やらかした話:クレジットカードの売上票

最初にやった失敗です。

レシートの束には、クレジットカードの「売上票」が混ざっています。お店で「ご利用控え」としてもらう、あの細長い紙です。

これも一緒に読み取らせていました。結果、こうなりました。

同じ買い物が2回、帳簿に入る

  ① レシート(商品の明細が載っているもの)から1件
  ② カードの売上票から1件
  ③ さらに、カード会社の利用明細からも1件

最悪の場合、同じ支払いが3回計上されます。

いまのルール

クレジットカードの売上票は、証憑として登録しない。

カードで払ったものはカード会社の明細から入るので、売上票は要りません。レシート(商品の内訳が分かる方)だけを残します。

スキャンする前に、束から抜いておくのが一番確実です。

読み取りで分かったこと

① 解像度が足りないと、読めません

最初、スキャンの設定が低いままでした。文字が潰れて、金額が読めません。「1,280円」が「1.280円」になったり、桁が消えたりします。

解像度を上げたら、ほぼ解決しました。感熱紙のレシートは字が薄いので、普通の書類より高めにしています。

② 20〜25枚ずつに分けた方が、精度が上がります

一度に何十枚も渡すと、途中から雑になります。20〜25枚ずつ、区切って渡す。これだけで精度が変わりました。

人に頼むときと同じです。山積みで渡すと、最後の方が適当になります。

③ 逆さま・斜めは、直してから

スキャナーに雑に通すと、上下逆になったり傾いたりします。向きを揃えてから読ませる方が早いです。

④ 手書きは読めません

手書きの領収書は、いまも自分で打っています。ここは諦めました。

勘定科目は「当てる」けれど「決めない」

勘定科目の判定は、正直よく当たります。

レシート 当てる科目
ガソリンスタンド 旅費交通費
飲食店(会議で使ったもの) 会議費
駐車場 旅費交通費
文房具・備品 消耗品費

ただし、外から見て分からないものは当てられません。

同じ飲食店のレシートでも、会議なら会議費、接待なら交際費、自分ひとりなら経費にならない。これはレシートに書いていないので、自分で判断するしかありません。

軽減税率も要注意

食品を買って持ち帰れば8%、店で食べれば10%。レシートには印が付いていますが、読み間違えることがあります。

税率が違うと、消費税の計算がずれます。ここは必ず目で見ています。

何が一番変わったか

時間も減りましたが、それより大きいのはこれです。

レシートを溜めなくなりました。

月末に2〜3時間かかると思うと、先延ばしにします。スキャンして一言で終わるなら、その日のうちにやります。

そして溜めないと、「このレシート何だっけ」が起きません。3週間前の飲食店のレシートを見て、誰と何の用件だったか思い出すのは、かなりつらい作業です。

⚠️ やる前に決めること

  1. カードの売上票は、束から抜く。ここを決めないと二重計上します
  2. 会計ソフトへの取り込みは、必ず自分で確認してから。自動で入れない
  3. 税率(8%と10%)は目で見る。消費税がずれます
  4. 会議費か交際費かは、自分で決める。レシートには書いていません
  5. 紙の原本の扱いを決める。電子帳簿保存法の要件があります

※ 5番目は事業者によって要件が違います。スキャンしたものをどう保存するか(タイムスタンプ、検索要件など)は、顧問の税理士か所轄の税務署にご確認ください。

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まとめ

  • 紙のレシートを読み取って、勘定科目まで当てた状態で仕訳の下書きにしています
  • 🔴 クレジットカードの売上票を一緒に読ませると、二重・三重計上になります。束から抜いてください
  • 解像度を上げる。感熱紙は字が薄いので、普通の書類より高めに
  • 20〜25枚ずつに区切る。山積みで渡すと精度が落ちます
  • 手書きは読めません。ここは諦めました
  • 会議費か交際費か、8%か10%かは、自分で判断する。レシートには書いていません
  • 一番変わったのは時短ではなく、レシートを溜めなくなったことです

羊社長は、月末の2〜3時間より、「あのレシート何だっけ」の方が嫌いでした。

この記事は2026年9月時点の、私自身のやり方です。読み取りの精度は、紙の状態やスキャナーの設定によって変わります。勘定科目の判断、消費税の税率区分、電子帳簿保存法に基づく保存の要件は、事業の内容によって異なります。実際の処理は顧問の税理士、または所轄の税務署にご確認ください。

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