羊社長です。今日は、うまくいかなかった話をします。
11月に7名でグアムへ行きます。全員ビジネスクラス。いまはJALで取っていますが、最初はユナイテッド航空で押さえていました。
ユナイテッドのマイルは、いまも334,650マイル残ったままです。使わずに戻ってきたからです。
もともとは、セントレアから飛ぶ予定でした
7名のうち1人は、妻の母です。東海地方に住んでいます。
関東から出発する私たちと合流するには、一度こちらへ出てきてもらう必要があります。高齢なので、それも負担です。
なので、セントレア(中部国際空港)から直接グアムへ飛べるように、ユナイテッドのビジネスクラスを取りました。家から空港までは近い。そこから乗ってしまえば、あとはグアムで合流できます。
これがいちばん楽な形のはずでした。
その便が、無くなりました
ユナイテッド側の都合で、予約していた日のフライトが変更になり、消えました。
代わりに案内されたのが、これです。
一旦、成田に降りてください。そこからまたユナイテッドに乗ってください。
セントレアから成田へ飛んで、成田で乗り継いでグアムへ。移動が1本増えます。
若い人なら「まあいいか」で済む話だと思います。
ただ、高齢の母にそれをさせるのは無理がありました。 荷物を持って、降りて、移動して、また並んで、また乗る。所要時間だけの問題ではありません。
結局、全員でJALにしました
考えた末に、こうしました。
- 前日に関東へ出てきてもらう
- そこから全員で同じJAL便に乗る
前泊が増えるので、楽になったわけではありません。それでも、乗り継ぎを1本増やすより、前日に移動して一晩休んでもらう方がいいと判断しました。
ユナイテッドの予約はキャンセルして、JALで取り直しています。
母の往路ぶんだけ、6月に取り直しになりました。
他の6名は4月に取っていて、必要マイルは定価の23,000。ところが6月に取った母の1名ぶんだけ29,000マイル。燃油サーチャージも9,500円から19,500円に上がっていました。
マイルで6,000、現金で10,000円。 私が先延ばしにしたのではなく、向こうの都合で便が消えたからですが、代償はこちらが払います。 その話は別の記事に書きました。
そして、母がとても喜びました
申し訳ない気持ちで「JALになった」と伝えたら、反応が予想と違いました。
JALのビジネスクラスに乗れることを、めちゃくちゃ喜んでいました。
これは私の発見でした。年配の方は、JALだと安心するらしいのです。
- 言葉が通じる
- 何かあったときに日本語で聞ける
- 名前を知っている会社である
マイルの世界にいると、つい「どこが一番マイル効率がいいか」で考えます。でも実際に乗る人にとっては、安心できるかどうかの方が大きい。
子どもを連れている私も、同じです。何かあったときに日本語で話が通じるというのは、思っているより効きます。
お金の話だけなら、ユナイテッドの勝ちです
ここは正直に書いておきます。私が捨てた方の利点です。
| ユナイテッド | JAL | |
|---|---|---|
| 燃油サーチャージ | かからない | かかる |
| 往復1名ぶんの燃油 | 0円 | 20,200円 |
| 7名ぶんの現金 | ほぼ税金だけ | 184,170円 |
ユナイテッドのマイルは燃油サーチャージが取られません。 7名だとここだけで14万円以上の差になります。
現金をできるだけ使いたくないなら、ユナイテッドははっきり有利です。それは間違いありません。
そして、決め手はグアムのラウンジでした
便が消えたのは、あくまできっかけです。どこで取り直すかを決めたのは、別の理由でした。
一昨年はJAL、去年はユナイテッドで行きました。両方やって、はっきり分かったことがあります。
| グアムのラウンジ | |
|---|---|
| JAL | 昼間も開いています。 使いたい時間に、ちゃんと開いている |
| ユナイテッド | 閉まっていました。 ラウンジが付いていても、開いていなければ意味がありません |
高齢の方が、空港の椅子で待つのは本当に辛いです
ここが、私が伝えたい一番のところです。
グアムは便の時間帯が限られます。空港で待つ時間が、どうしても発生する路線です。
ラウンジが閉まっていれば、行き先は搭乗ロビーです。あの硬い椅子に、何時間も座って待つことになります。
若い人には、ただの待ち時間です。スマホを見ていれば過ぎます。
でも高齢の方にとっては違います。
- 背もたれの浅い椅子に長時間座ると、腰と背中にくる
- 横になれる場所がない。足を伸ばせる場所もない
- 人の行き来が多くて落ち着かない
- トイレや飲み物のたびに、荷物を持って移動することになる
旅の最後に、いちばん疲れる時間を作ってしまう。せっかくビジネスクラスで楽をしてもらっても、空港で何時間も座らせたら台無しです。
ラウンジなら、ゆったりした椅子があって、飲み物があって、静かです。荷物を置いたまま動けます。この差は、年齢が上がるほど大きくなります。
どのカードのページを見ても「ラウンジ利用可」としか書いてありません。
開いているかどうかまでは、どこにも書いてありません。 自分ひとりなら「閉まってたか」で済みます。連れている人がいると、済みません。
私はJALのJMB elite plusでサクララウンジ年6回の権利を持っていますが、一度も使っていません。JAL便に乗らないと使えないからです。
そういう人間が言うのも変ですが、ラウンジは「あるかどうか」より「誰と行くか」で価値が変わります。 一人旅なら要りません。親を連れていくなら、これが決め手になります。
人数が多いと、選ぶ基準が変わります
1人旅や夫婦2人なら、私も安い方を選んだと思います。乗り継ぎが増えても、なんとかなります。
ただ、7名で、うち3名は高齢の親で、子どももいるとなると、基準が変わりました。
| 何を見るか | 1〜2人のとき | 大人数・高齢者・子連れのとき |
|---|---|---|
| いちばん大事なもの | 安さ・マイル効率 | 崩れないこと |
| 乗り継ぎ | 増えても平気 | 1本増えるだけで無理になる |
| 言葉 | 気にしない | 日本語が通じる安心が効く |
| ラウンジ | あれば嬉しい | 開いていないと全員が待合室 |
そして、そもそも7名・全員ビジネス・グアム5泊で、現金は18万4,170円しか出ていません。 1人26,310円です。
そこまで安く上がっているなら、差額の20,200円は安心に払う。 今回はそう判断しました。
会社の経費で貯めたマイルを家族旅行に使う場合、税務の線引きが気になるところです。調べた結果は法人カードのマイルは誰のものかに書きました。
まとめ
- 妻の母のためにセントレア発のユナイテッドで取っていたが、便が無くなった
- 案内は「成田に降りて乗り継いで」。高齢の母には無理だった
- 前日に関東へ来てもらい、全員でJALのビジネスに取り直し(便が消えたのはきっかけ)
- 母の往路だけ6月の取り直しになり、マイル+6,000・現金+10,000円の代償
- 決め手はグアムのラウンジ。 JALは昼間も開いていて、ユナイテッドは閉まっていました
- 高齢の方が空港の硬い椅子で何時間も待つのは、本当に辛いです。 ビジネスクラスで楽をしてもらっても、そこで台無しになります
- 母はJALをとても喜んだ。 年配の方は日本語が通じる安心も大きい
- お金だけならユナイテッドが有利(燃油0円・7名で14万円差)。そこは正直に
- 大人数・高齢者・子連れは「安さ」より「崩れないこと」で選ぶ方がいい
この7名ぶんの内訳はこちらの記事に、必要マイルと燃油が人によって違った話はこちらの記事に書いています。
羊社長は、母が喜んでくれたので、これで良かったことにしています。
この記事は2026年9月時点の情報と、私自身の経験によるものです。便の運航スケジュール、ラウンジの営業時間、燃油サーチャージは変わります。最新の情報は各航空会社の公式サイトでご確認ください。



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